セールスマン撃退法

頻繁にセールスマンとか宗教勧誘とか来ない？
一々、相手していたら、いっぱい買わされしまうからご用心。
なんてったって、向こうは物を売るプロだからね。
それでは、セールスマン対策をお話しましょう。　　　まあ、セールスマンの僕にお任せあれ。

極めつけのセールスマン撃退法は、毅然とした態度で断る事です。

まずね、他の部屋とか次々とピンポンと、鳴ってるときは、絶対にセールスです。
呼び鈴が鳴っても出なくて良いよ。　応対に出ないのが一番良い。

だけど、そんな事ができない場合もあるよね。
つい出ちゃった。　出かけようとしていた。　とか・・・ね。

その時は、勇気を振り絞って、「いりません！」　って、はっきり言う事。
別にセールスマンと喧嘩する必要は無いですよ。　　勘違いしないでね。
ただ、毅然と、キッパリと、「いりません！」　って断る事が大事。

あいそ笑いや曖昧な態度は、厳禁です。
だって、営業マンがその気になってきますからね。
そんな態度だったら、僕もその気になりますよ。　「をぉ！　買っちゃうのかな？」　ってね。

それに、用件も名前も名乗らずに、いきなり世間話をするセールスマンが多くないですか？
｢きれいなお部屋ですね。｣　｢あっ、これ何ですか？｣　｢今日はお休みですか？｣　なんて・・・ね。
用件を言えば、すぐに断られるから、世間話から入るんだよ。　これ、営業マンの常套手段。

でもね、こんな問いかけに、一々答えてはダメですよ。
こんな時は、「ご用件は何ですか？」　と、相手の目的をハッキリ聞きましょう。

あなたは、たかが、『世間話』　って思うかもしれないね。
でもね、セールスマンは、世間話する事で、あなたの人柄を見抜いてしまうんですよ。
言葉使いや表情なんかで・・・ね。
何てったって、セールスマンは、毎日何十人も相手しているプロなんですから・・・

僕だって、１時間ぐらい平気で世間話できますよ。
仮に、１時間も世間話しができたら、その人に何か買ってもらう自信もありますよ。

それと、何気無い会話を重ねると、人間どうしても情が湧いてきます。
｢このセールスマン良い人みたい｣　　｢親しみ易い人だな｣　ってな感じで・・・
そうなると、段々断れなくなってきますよ。

セールスマンにとって、会話の長さは成功への近道なんです。

本題の商品の話にまで会話が進むと、断る事が難しくなってきます。
断り文句って、だいたい　｢お金が無い｣　とか　｢使わない｣　とか、みんな一緒だから。

『応酬話法』　って、言うのがあってね、断り文句に対しての対応とかあるんですよ。
｢お金が無い｣・・・　　｢月々、3,000円で良いんですよ。１日100円ですよ。｣
｢使わない｣・・・　　｢こんな風に困ってません？　これを使えば、楽にできるんですよ。｣
｢１日たったの100円で、こんな快適な生活ができるんですよ！どうです？｣　ってな具合に・・・

それに、『ロールプレイング』　ってのがあって、会社で応対の訓練までしてきてるんです。
僕は、このロールプレイングが大嫌いなんだよねぇ〜

だから、素人のあなたが、セールスマンを言い負かす事ができるはずはありません。
会話を重ねた後で、強引に断ると、後味の悪い思いをするだけですから・・・
始めから、毅然とした態度で断りましょう。

会話は短く、毅然とした態度で断る。　これが鉄則です。

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